【短期】ボストンサマーセッション『ホスピタリティ』(管理栄養学科M.Nさん)

【短期】ボストンサマーセッション『ホスピタリティ』(管理栄養学科M.Nさん)

留学種別:短期
エリア:北米
参加時期:2023年度夏季休暇中
参加プログラム:ボストンサマーセッション
本学の海外キャンパスである「昭和ボストン」を拠点とした夏季休暇中に行う約1か月のプログラムです。外国人教員による英語の授業に加え、自分の興味に沿った分野の「フォーカスグループ」を選択し、講義だけでなく関連施設を実際に訪れて各分野の理解を深めることができます。

本プログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。

今思うと、「参加したきっかけはこれ!」とはっきりした何かがあるわけではありませんでした。どこか漠然と、でも強い想いで「アメリカに行きたい」と、1年生の後期頃から思っていました。小学生のころから外国や地球のことに興味があり、高校もアメリカ研修がある学校に進学しましたが、コロナ禍と重なり研修は中止となってしまいました。入学前は昭和女子大学がここまでグローバル教育に力を入れているとは知らず、1年時に学校主催の各プログラムを調べたり、実際にプログラムに参加した友達の話を聞くにつれて、「今度こそは行くしかない、次の夏は絶対に参加する!」という気持ちになっていました。
参加した目的は、英語の会話力向上と、「アメリカ文化に触れる」ことです。生まれてからそれまで一度も日本を出たことがなかった私は、「日本はこうだ、アメリカはこうだ」というありふれた話を聞くだけで実際のところは何も知らない状態でした。今回参加してみて、まさに『百聞は一見に如かず』というような経験を数えきれないほどしました。毎日が驚きと感動の連続でした。ただ、参加する目的は人それぞれ違って当たり前です。どんな目的も素敵で、他人と比べる必要はないと考えます。

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授業や課外活動について教えてください。

授業や課外活動では、日本で想像していた何倍も、充実した時間を過ごせました。
レベル別の英語クラスでは、毎日様々なテーマに取り組みました。ある日はアメリカの価値観を学んだり、また別の日は英語の発音練習をしたり、英語で原稿を書いてポッドキャストを録音したり…。これは一例でクラスごとに授業内容は異なりますが、どのクラスでも先生方が優しく、明るく、楽しく授業をしてくださるので心配はいりません。
フォーカスごとのクラスでは、専門分野についてアメリカと日本を比較し、自分自身の視野を広める経験となりました。私の参加したホスピタリティクラスでは、ホテルや空港を見学させていただきました。クラスのメンバーはほとんどの人がはじめましての状態でしたが、学年学科関係なく、良い雰囲気で毎日の授業を受けることができました。
また、課外活動としてキャンパスでは毎週多彩なイベントが開催され、充実と言って間違いのないキャンパスライフでした。昭和ボストンの気を張らずに自然体でいられる雰囲気は、新しいことに挑戦する自分を後押ししてくれていたように感じます。

放課後や休日の過ごし方を教えてください。

授業後の放課後や休日は、キャンパス周辺を散歩したり電車に乗っていろんな街にお出かけをしました!ボストンの夏は日本よりも日照時間が長いため、夜ご飯の後に少し歩いて夕陽を見ることもできます。キャンパスの近くにある夕陽スポットでは、広大な芝生の丘に太陽が沈んでいく景色が圧巻でした。また、私が訪れた場所の中で最も印象に残っている場所は、ボストン美術館です。それ自体が一つの作品のような立派な建物の中はとても広く、目が二つでは足りないほど数多くの作品に囲まれながら、時間も忘れて館内をめぐっていきます。宝探しのように自分の感性を揺さぶる作品と巡り合っていく、至福のひとときでした。

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